2015年11月7日土曜日

弁慶山(出羽丘陵)

2015年10月26日

いつもの友人、くま吉さんを誘って行ってきました!
この場所は、くま吉さんと一緒にこの趣味を初めた頃から狙っており、かれこれ4年ごしの計画でした。

登山を始めたばかりの当時の私は、華やかな冬の鳥海山ばっかり考えていましたが、(故)池田昭二さんの「忘れがたい山」を読んだくま吉さんから「いつか登りたい!!!」と声をかけられ、思い返してみると、その時からの登山は、弁慶山に登るためのトレーニングにもなっていたと思います。

自分なりに考えた登り口は、真室川町の差首鍋付近。
07:00登山開始!

計画は今までの出羽丘陵登山を踏まえて、登り5時間、下山に3時間、
休憩無しで07:00〜15:00までの8時間と想定しました。
しかし蓋を開けてみると一筋縄ではいかず、今までの出羽丘陵登山のようには行きませんでした!

結果、濃厚な藪漕ぎとアップダウンの連続の末、計画より3時間オーバーし(07:00〜18:00)、特に下山中は進むべき尾根がまるで迷路のようで、しかも半分以上(?)真っ暗闇、ヘッドランプを焚いての非常に難儀する山行となってしまいました。

歴史的な言われなどを含めた詳細は同行のくま吉さんもブログでレポートされてますが、私なりの画像と動画もなんとか。(^^:)


 07:27 山道終了場所からの眺め

 07:46 これから進むルートです。

 07:51 まだ踏み跡があります。

 10:28 出発から3時間30分経過、背丈をこえてますねー(^^)

 10:38 ほっとする瞬間でした!

 11:10 弁慶の耳発見!
よく見ると、微妙に踏み跡がある感じです。

 11:18 踏み跡無し、奥に八森が写っています。
2013年11月23日に登ったのを思い出してしまいました。

 12:03 ここから一気にペースダウン!
弁慶の三角点は目前ですが、剣山のようなこの状態、単独なら間違いなくあきらめていました。
計画では12:00で引き返すつもりでしたが、距離的にほんとにすぐそこなので頑張ってみることに(^^)/
 12:35 三角点付近の笹薮に到着。

 12:46 周囲の状況
この中から三角点を探すわけです。

 12:49 くま吉さんが三角点発見!

 二人で持参した鋸で、周囲を手入れしました。(^^)

 弁慶山頂から八森

 弁慶山頂から鳥海山
台地で藪がひどく、眺望はこんなもんでした。

 13:02 三角点で昼食。
計画をずいぶんオーバーしていたので、素早く食べて、素早く撤収。

 13:59 下山はこんな感じです。
剣山状態で、登ってきたルートがさっぱり分からず・・・
尾根も複雑で、何度か違う方向に歩いては戻るの繰り返しでした。
しかも午後からは日陰になるので、早々に薄暗い状態に・・・

 15:57 P618の標識

 17:10 常に現在地のチェック!

18:00 3時間オーバーで下山完了。


動画


下山直後は疲れ過ぎて二人して「あ〜、もう弁慶には行かなくてよいな。」と話してましたが、数日たち興奮が冷めてきたら、またいつか絶対に行きたいと思ってしまいました。(^^)

こんな素晴らしい満足感を得ることができたのはくま吉さんのおかげです。m(_ _)m
藪山低山登山はすごく地味な気がしますが私は大好きです。
どうもありがとうございました(^^)



7 件のコメント:

  1. こちらこそ、誘っていただき有難うございました!

    いつかは登りたいと思いつつ、なかなか踏み切れなった弁慶、やっといけましたね。
    これも、いけひろさんの計画とナビゲートのおかげです。

    しかし、この投稿の冒頭にあった、「その時からの登山は、弁慶山に登るためのトレーニングにもなっていた」。この言葉に思わず納得してしまいました。今までの積み重ねがあったからこそ登れた、というか帰ってこれたのでしょうね。

    これからも、是非とも共に経験地を積んで、出羽丘陵を探索して行きましょう!

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    1. やっている時はひたすら藪漕ぎで、眺望もなく、凄まじく地味でしたが、野生との距離感は近かったと思いました。
      終わって数日後の精神的満足感は十分すぎる感じでした。
      やめられないですねーーー!これからもよろしくお願いします(^^)

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  2. お疲れ様です!
    弁慶山…おそらく多くの登山者がハイクを尻込みする事でしょう。2人は凄いですよ!好奇心と情熱がビンビン伝わってきます(^∇^)
    面白いっすね〜✨最高っすね〜✨山は刺激的ですよね〜(*☻-☻*)

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    1. Atomさんとなかなか休みが合わないのが残念でなりません。
      この精神的な充足感を共有したいですよ!

      トライアルやっている友人も言ってましたが、必要なのは「情熱」だと私も思います。(^^)

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  3. こんばんは。
    素晴らしい山行の記録、拝見させていただきました!
    この時期、藪漕ぎでの弁慶登頂がいかに困難であることか!
    本当に凄い山行です。
    積雪期でさえ、迷路の様な複雑に派生した尾根のルーファイは困難でしたから、藪が視界を奪うこの時期の弁慶が、如何に難易度が高い山行なのか少しは分かっているつもりです。
    ホント凄い!
    ブラボー\(^o^)/

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    1. イチさんこんばんは!
      このルート、イチさんの当時の記録をなんとか思い出して辿ったんです(^^;)どうもありがとうございます!
      我々は二人だったので持ちこたえましたが、単独で登頂したイチさんの精神力凄いと思います!

      しかし、以前のブログの内容、頭から離れません。
      なんとか連絡とれればと思うのですが、なかなか難しいですね〜(^^)

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  4. こんにちは。
    雪を踏んで登る方が数倍楽な登山ですよ。
    ネット上の弁慶の登頂記録は、殆どが積雪期のものだという事が無雪期のこの山の困難さを物語っていますよー!

    ブログはもう閉鎖しましたが、フェイスブックでたまに登山報告したりしてます。
    URL載せておきました(^_^)/

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