2022年8月6日土曜日

2022年8月の鳥海山月山森で10歳児とランチ

8月は田んぼ仕事がひと段落している時期なので、10歳児とずいぶん前から計画してた登山をしました。地元民としては鳥海山はほとんど雲に覆われているイメージがあるのでふつうですが、当日の朝はあいにくの山模様です。ちなみに月山森は私が好きな場所のひとつです。
登りはじめは遅めの11:20、登山届を出して、滝ノ小屋駐車場から出発しました。

滝ノ小屋東側の沢。このルートの時は必ずここで水を飲むかかを洗っています。↑↓

11:35、15分歩いて滝ノ小屋に到着しました。なかなかいいペースだと思います。

八丁坂の前です。登りは最短の沢沿いでなく西側に迂回するルート、降りる時は沢沿いを歩いて退屈しないようにしました。

八丁坂から二ツ山方向、11:51で昼時ですが、雲海っぽくなっててきれいな風景を見ることができて良かったです。

同じ位置から庄内平野、私の田んぼも写っているはずです!

10歳児が「スズランなのに紫色!」と反応していた花の名前は「ミヤマシャジン」、亜高山帯~高山帯の岩場、礫地などに生える多年草ということで、どおりで見慣れない植物でした。

12:33河原宿到着、滝ノ小屋から約1時間要しました。八丁坂は見ごたえあります。道中何回も立ち止まって変わりゆく風景や天候を眺めたり、平地では絶対に見ることのできない登山道周辺のものに気を取られてっばかりだったからですね。

いよいよ月山森方向へ!幸次郎沢ルートへの分岐です。ここで一発目の昼食、自作の弁当を食べました。↑↓

幸次郎沢ルート↑↓

13:15、幸次郎沢から月山森に向かう分岐に到達しました。道草しながらの道中だったので標準タイムより時間を要していたと思います。

月山森までのルートは短いですが踏み跡が周りの草に覆われており、分かりやすいとは言えなくなってました。

月山森にたどり着く直前で濃い雲が両側から迫ってきました。「視程がなくなったら雲が抜けるまでこの場で待機だね。」とこれからの行動を確認しましたが、幸いにも行動が制限されるような状況にはならずに済みました。

いよいよ月山森ですが、ピーク近くになると踏み跡は完全に笹に覆われていました。できることなら登山道維持の名目で刈払いとかできればなぁと思いましたが、そんなことできる立場にはないので、私ができることは定期的に月山森に登ることだけです。

遭難碑、鳥海山、庄内平野から見るとなだらかですが決してやさしい山ではないです。日本海から偏西風を直に受ける独立峰、天気は不安定で冬はなおさら、厳冬期に山頂にたどり着くには高度な技術と経験と精神力、そしてかなりの幸運を要するものと思います。
今回、三角点を確認したかったのですが、踏み跡の周辺では探せずに終わりました。

13:43、月山森で本日2回目の昼食です。お湯を沸かしてカップヌードル。

帰りの八丁坂、下りが大変とは言いますが、私は半日程度の山行なら登りより下りのほうが楽ですね。でも丸一日以上の山行となると下山の後半は筋肉的になかなかきつくなります。

滝ノ小屋の沢でお決まりのルーティン。水飲みやら洗顔やらで精神リセット。↑↓

15:31、無事滝ノ小屋駐車場に下山完了しました。年内、寒くなる前にもう一度登る機会があれば次は鳥海湖方面をのんびり歩きたいです。


2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    積雪期の南高ヒュッテでお会いしたBLUEです。
    息子さんとの月山森、いいですね~。
    私は この夏まだ月山森に行っていないので、
    ブログを拝見して行きたくなりました。( ´艸`)

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    1. BLUEさんこんにちは!コメントありがとうございます。
      日常の合間にとても良い山行でした。月山森、油断してると雪積もりますね。
      私の次の山行は多分冬になるかな?と思っています。多分鳥海山ですがどこに行くかは考え中、見かけたらまた声掛けまーす(^^)/

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