2021年11月21日日曜日

多分半世紀以上土蔵に放置されていたハリケーンランタンを整備して使えるようにしました。

一昨年あたり、土蔵の中に灯油ランプがぶら下がっていると思っていましたが、最近までは興味がわかず気に掛けることなどありませんでしたが、数日前に一緒に仕事をした人がキャンプ好きで車に常時積んでいるキャンプ道具の中からハリケーンランタンを見せてくれたのが今回のレストアのきっかけです。

土蔵の一角にぶら下がっているのを、同じく土蔵の階段に置いてレストア前の記念撮影。ぶら下げていたビニールひもが硬化して棒のようになっています。

私が生まれてから40年少々なので少なくとも40年間は放置されていると思います。今となっては家族にも使った記憶がある人は存在しません。最高齢は70才前なので少なくとも70年くらいは放置されていたのでしょう。

~これからの流れ~
1、レストア前の外観を撮影。
2、分解清掃。
3、点火
4、メーカーや型式は?

レストア前の外観です。↓





底はきれいです。

ここから分解清掃を行います。↓

とりあえず灯油ランプの知識はゼロです。ネットで予習するのもめんどくさかったので、外側に積もったホコリや纏っているクモの巣をふき取って手探りで火屋(ほや)を外しました。

芯を外すところまでできました。細かいところを掃除して元どおりに組み立てるだけです。
使った道具↓
・パーツクリーナーがないのでチェーンクリーナー
・浸透潤滑オイルスプレーWD-40(アメリカチックな甘い匂いがします。)
・スプレーグリス
・ウエス
・歯ブラシ
・ブライヤー
・ラジオペンチ
・マイナスドライバー

少々てこずりましたが、最終的に上手く芯を通すことができました。一回成功すると「こんなもんか」という感じだったので、次からは一発で分解と組み立てをすることができます。

灯油を入れて安全に点火もできて再生完了です!が、、、
このハリケーンランタン、いつ頃のものか、メーカーとモデル名(型式等)が気になります。マニアの方であれば判断付きそうなディティールは下の写真3枚です。



今の時代、日常生活で常用することはないと思いますが、半世紀以上ぶりに日の目をみたハリケーンランタンです。また放置することのないように、普段から目に付くところに置いて、ことあるごとに使ってみようかと思います。
電気的な光よりも体にも精神にも優しいのは間違いないです。実感しました。


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