2018年1月13日土曜日

BCクロカンとセミファットテレマークスキーの比較

 同じBCクロカンスキーヤーのくま吉さんと、いつものローカルスキー場で合流。
せっかくなので私は、昨年アルペン山スキーヤーのAtomさんから譲っていただいたセミファット系テレマークを持って行きました。

乗り味にものすごい違いがあったので、今回は私のBCクロカン視点からの一方的な感想文です。(アルペン、スリリングな滑走重視とは、真逆の可能性があります。ご了承願います。)

連日の大寒波のため、ゲレンデは超サラッサラな状態です。


私が比較で最も重視した部分は歩行です。
急斜面をアグレッシブに滑り降りるよりも、雪が積もった野山の自然を感じながら移動するのが好きなためです。
・ブーツは合成皮革(ガルモント・べンチャー)のためか、BCクロカンのクリスピー革ブーツとほとんど違いがありません。
・ビンディングの感覚は、ソールの先端だけピン1本でスキーに固定されいるBCクロカンのほうが踵がスカスカと簡単に上がるので、とても歩きやすいですし、スキーをセットしたまま走ることもできます。
・重量は文句なしでBCクロカンが軽い!指だけでスキー2本を挟んで持ち運べます。
よって、歩行部門ではBCクロカン圧勝です。

次は野山を散歩するときに出現する下りの滑走を想定。
ゲレンデは、圧雪車で整地しているところと、非圧雪ゾーンが混在している状態なので、残雪期のように締まっている雪面と、厳冬期のサラサラふわふわを同時に試すことができました。
・下手くそながら細板革靴を数年間使ってきた私にとって高インパクトな幅の広さは、足の外側にエッジがあるのでスキーを傾けたときに意識しないとエッジを立てることができず、常に横滑りの状態になってしまいました。ちなみに細板なら足の幅よりエッジの幅の方が狭いので、私の場合、何も考えなくても勝手にエッジが立つ感じです。
・ビンディングはコバの前1/4くらいの外周が固定されているので、なんというか足が固定されている感が強かった。対してBCクロカンは、ソールの先端だけピン1本でスキーに固定されいるので、スキーを足に取り付けている感覚が弱い感じです。
もうこれは慣れとしか言えないのかもしれませんが、森林限界を超えたハードなバーンを滑降するのでなければ、BCクロカンが有利かなと感じました。

<<まとめ>>
何かとBCクロカンが良い感じの感想になってしまいましたが、遊ぶフィールドによるのかも知れません。
機会があれば、テレマークビンディングに、細くて長めのウロコ(ステップソール)板を付けてみたいとも思いました。

以前から気になっていたテレマークスキーの感覚を実感することができて、Atomさんにはとても感謝です!どうもありがとうございますm(_ _)m

この感想を踏まえて、いい感じに使いこなしたいと思います(^^)

2 件のコメント:

  1. やはり、革靴だとセミファット板は難しいのですね。
    私も、プラブーツのテレマークに興味はありますが安定感に慣れるのが怖いので、しばらくはBCクロカン一本で行きたいと思っております。
    シチュエーションで両方使い分けできたら理想的ですね~!

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    1. 当日はどうもありがとうございました!
      雪中を駆け足したりできる身軽さをとるか、急斜面での安定性をとるか・・・シンプルにいきたいですよー^^

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