2022年7月17日日曜日

雑草処理と溝切と高低差(2022年6月~7月中旬)

2022年シーズンは6/19に鉄コ直播の分けつを確認し、計画どおり少々の水っぽさを保った間断潅水を継続しています。

鉄コ、密苗あわせて初中期一発除草剤散布後、ほぼすべての田んぼにスポット的に雑草が発生しました。私の場合は初中期一発除草剤で処理しきれなかった雑草はクリンチャー粒剤かバサグラン粒剤だけで処理しています。

イネ系か広葉系か区別がつけばどっちを使うか考えるまでもないですが、広い田んぼの真ん中に生えてたりして、遠くていまいち区別がつかないときは「最初にクリンチャー粒剤→枯れなかったらバサグラン粒剤→それでも枯れなかったら最終的にイネ系雑草としてクリンチャーを2回目」散布しています。
このやり方だと最悪クリンチャーとバサグランを1回ずつ無駄にする可能性があります。本当は田んぼに入って行って近くで観察すればいいかもしれませんが、せっかく形成した(安くはない)初中期一発除草剤の処理層に足跡などで穴をあけるのが嫌なのです。

最終的に処理しきれず手取りしたのは3カ所。単独作業、手鎌1丁で1か所あたり平均1日半を要しました。

経営移譲で引継いだほぼすべての田圃で高低差が激しいです。基本的に逆田かつ左右でも強烈な高低差があります。今年の収穫と出荷が終わったら整地キャリアを駆使した均平作業に時間を費やします。 

そして後期除草剤剤が終わったら密苗移植の溝切やりました。鉄コ直播はやり始めたころから田の均平化もやっていますし、播種時点で多数の溝が入るので溝切は一切していません。

溝切も楽ではないので移植でもやりたくないのですが、1面の田んぼなのに「常時深水と半日で土がヒビ割れるほど常時土が露出している」部分が共存していたりするほど高低差があったりする田んぼがあるので、少しでも全体に均等に水を回そうと今のところ溝切やってます。こちらも収穫後、なるべく早く高低差をなくしたいと思います。

均平化に関しては整地キャリアで地道に行います。1回では決まらないので数年計画です。レーザーレベラー借りたり地元の土建屋さんに頼むのもありかとは思いますが自分でやります。
あとは7月後半で8月入るまで草刈りするだけです。


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