2019年4月6日土曜日

【鉄コ直播2019】クボタ鉄まきちゃん(NDS-8)の使用前メンテナンス・調整と、発芽試験10日経過の状況です。

 5月になるとすぐに鉄コーティング種子の播種を行うので、それに先立ち鉄まきちゃんのメンテナンスをしました。
※発芽試験開始から10日経過の種子の画像は、この記事の最後です。

昨年(2018年)の8月に中古で入手したのですが、少々不具合を確認していました。
ひとつめは、播種量を調整する8個ある「ロール開度」がすべてバラバラ。
ふたつめは、種子タンク(ホッパ)の中にある異物混入防止のための「ネット」の全欠品。
みっつめは、溝切機の深さの最大化。
最後に可動部分の「注油・グリース塗布」の4項目です。

 まずは「ネット」の取付をしました。
別に無くてもかまわない部品だと思いますが、始めが肝心だと思い新品を8個買いました。
カチッと嵌めるだけなのですが、一応念のためタブレットにダウンロードしておいたマニュアルを確認しながら実施しました。

 次は二つ目の作業です。
ばらばらになっていたロール開度の統一です。
ざっと見て5段階の目盛りですが、各々のロールで最大2.5くらいの開きがありました。

 カバーを外して第2ブラシを起こし、ロールの開き具合を目視で確認しながら作業しました。

 この作業もダイヤルと呼ばれるロールの樹脂製のギヤを手で回すだけなので、非常に簡単でした。(とりあえず全て2に統一しました。)

 そして「溝切機の深さ最大化」です。
工場出荷時の「標準の深さ」でしたが、より深い溝を作るためにマックスの深さにします。

 スナップピンが五つある穴の下から2番目にありますが(標準です)、それを一番下に変えるだけでした。

 一瞬で終わりましてこの状態です。
作業前と比べると下に下がりました。素早い入水と排水ができることになるかと思います。

 最後にタブレットでマニュアルを見ながら、必要部分に「注油・グリース塗布」を行い作業終了です。
午後から約1時間のメンテナンスでした。

上の写真は2019/03/26に開始した発芽試験の10日経過の本日の様子です。
全部の種子から発芽しているわけではないですが、4月になっても雪がちらつくことがあったにもかかわらず、頑張っていると思います。
このまま観察を続けます、成長が楽しみです。

※移植栽培部門は本日「種子の芽出し」と、「土詰めの準備」を始めました。

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