2022年6月17日金曜日

30年以上前の畔塗機オイル交換【コバシアゼローターBS850MT】

保有しているほとんどの機械がまともに整備されずに長期間使われいるので、経営移譲を期に農業機械のリフレッシュしています。

今回は畔塗機、コバシアゼローターBS850MT、約30年前に新品で買い、以来毎シーズン普通に稼働していたものです。最後にオイル交換したのは不明です。もしかしたら新品購入後1回も交換されてない方が間違いないと思います。

用意したもの
・ギアオイル#90*5リットル
・オイルジョッキ
・廃油受け
・ウエス
・17mmレンチ
・13mmレンチ

まずは「チェンケースCOMP.B」、軸の真下にあるのがドレンで排油中です。手前に写っている水平のボルトが検油ボルトですが、相当減ってるのか検油ボルトを外してもオイルは出てきませんでした。

とりあえず想像どおり黒いです。今のところ普通に使い込まれた色です。

排油には鉄粉が混ざっていました。この排油の状態は長年交換されてないとしたらまあこんなもんですね。1.0リットル給油。

次に「チェンケースCOMP.A」をやりましたが写真ありません。
排油の状態は黒くて鉄粉混じりでCOMP.Bと同じでした。1.5リットル給油。

最後に3か所目で「ギヤーケース」、ここは検油ボルトを外すとオイルが出てきたのでオイルの減りはありませんでした。
滲んできたオイルの色は茶色っぽく「最近交換されてたのかな?」と思いましたが、ドレンから排油してみるとオイルなことは確かなのですが、水のようにサラサラで泥水というかコーヒー牛乳みたいなのが出てきました。

ジョッキに入っているのは新品のギアオイル#90です。きれいな琥珀色に対して廃油受けの中身はまるで泥水でした。2.0リットル給油。

現時点で30年物の畔塗機ですが、機能的には不満はないので、できるだけ永く使い続けるつもりです。
理想はシーズンごとのオイル交換だと思いますが、実際は3年毎くらいになるかと思います。


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