2014年3月19日水曜日

猛吹雪のため月山森またしても断念!(天主森まで)

登った日は2014年3月9日

昨年天主森まで行けたので、次は月山森、その次は外輪という感じでスッテップアップを計画しており、今回はこないだの万助メンバーや達人S氏と一緒に行きたかったのですが、都合が合わず結局単独になりました。

前日(8日)の天気は平地で地吹雪、天気予報も良くなかったので明日もだめだろうと、夜柔道の練習、その後夜更かしなど、登山は完全にあきらめておりました。

翌朝(9日)08:00すぎ起きたら、なんと快晴で完璧な天気でした!天気予報をチェックしたら15:00から下る予報でしたが、急きょ準備をして月山森を目指すことにしました。

11:00すぎ三ノ俣登り始め。

いつもは鈴木小屋から刈り跡をまっすぐ登って左に曲がるルートをとっていたのですが、今回は時間がないので、鈴木小屋から天主森に直線で向かいました。
林の斜面を独り、ひーひー言いながらワカンラッセルしていると、周囲から大人数のはしゃぐ声が・・・若者男女混合スノボーパーティーの皆さんでした。

私はワカンで登り中、若者チームはスノボ滑走中でしたが、わざわざ立ち止まってくれて軽くお話をしたところ、森林限界から滑って来たとのことで、別れぎわお互い「これから天気下る予報でしたね~お互い気をつけてね~!」と言ってまた自分の世界に入りました。

 森林限界を超えてしばらく歩いたところ、今度は下山してくる達人的雰囲気の年配の単独登山者
と出会いました。お話をしてみると、「河原宿までいぐかんじょだったんども、俺も出おぐっでしまて天主森の下がら帰って来たなよ~!11:00前のぼたもんだがらのー、これがら天気もわりぐなっし、おめさんも気を付けでの~。」
ちなみにその方、装備は小さいリュック一個と木のワカンでした。

そんなこんなで雲もだいぶ下に降りてきていますが、天気は微妙に持ちこたえております!
いつもは天主森には東側から巻いて登っているんですが、今回は時間がないので直登です。
アルミワカンの爪が十分効いていたので安心して登れました。(^^

15:14天主森到着!
すぐ上猛吹雪で月山森は見えないので、ピークを満喫するまもなく帰りま~す!(^^)/

その後・・・
天主森直下からいきなり猛吹雪になり、態勢を整える間もなくホワイトアウトになってしましました。
(動画参照)


単独だったこともあり、本気で(´д`)。oO「こまったなー・・・やばいなー・・・もうすぐ日も暮れるしなー・・・」でしたが、森林まで距離が短く、鈴木小屋の方角も完璧にわかっていたので慎重に歩くことにしました。
手元しか見えず、上下左右はもちろんわからなかったのですが、地面と空間の境もわからないので空を飛んでいるというか浮遊しているような、大変不安定な気分でした。しかも油断していると鼻の穴が雪で詰まるほどでした。

ちなみに、林に入ったときの安心感ははんぱでなかったです。

今回は、冬登山の楽しさ厳しさなど、いろいろと感じることができた貴重な山登りでした。
これからは、天気予報は慎重に吟味して登山しようと痛感しました。m(_ _)m

今回も最後まで見てくれてどうもありがとう! (^^)/


2 件のコメント:

  1. こんばんわ!
    単独月山森、お疲れ様でした。御一緒できず残念です。ホワイトアウト寸前の天主森、見ていて恐ろしくなりますね。3月半ばを過ぎたとはいえ、鳥海山の森林限界上はまだまだ冬ですね。私もタイミング次第で月山森に立ちたいですが、気を引き締めて行きたいですね。

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  2. 冬場の数少ない晴れ間にうまく予定があえばよいのですが、むずかしいですね。(^^;
    夏は沢のぼり何本かよろしくお願いします!(^^)/

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